マジ?借金に時効があるって本当?

借金返済するための7つのコツ

マジ?借金に時効があるって本当?

読了までの目安時間:約 5分

 


マジ?借金に時効があるって本当?

「お金を借りているのに、時効があるわけがないでしょ!」と思うところなのですが、信じられないことに「借金の時効」は存在します。

「え!?借金に時効があるの??それがあるなら、借金って返さなくてもいいんじゃない?」と思ったアナタ、「時効はありますが、そんなに甘いものではありません。

「借金の時効とは、どういうことなのか」を解説していきましょう。

借金の時効って何年なの?

借金は、法律で決められた年数の間に「借金の返済をしない」という場合に成立します。

「一度でも返してしまったら、成立しない」ということがポイント。

借りたお金を一度も返さないまま・・・

  • 金融業者や銀行から借りた借金→5年
  • 身内から借りた借金→10年

・・・が経過すれば、借金は時効になります。

では、時効はいつから数えて成立するのでしょうか?

例えば、2010年1月1日に金融機関から5万円を借りたとしましょう。

この場合は、2015年の1月1日までに借金を返済を一度もしなければ「時効になる」ということですね。

これは「返済期日がない場合」の時効で、「一度も返済していない」ということがポイントになります。

もし、返済期日があった場合は「返済期日の翌日から数えて5年」です。

親族であれば10年ですが、金融機関であれば時効は5年。

思ったより短いって思いません?これなら、「5年逃げ切って、なんとか借金を時効にできないか」と考える人もいそうです。

でも、待ってください。

借金というのはそう甘いものではありません!

時間が経過しただけでは、時効にならないらしい

仮に時効を満たす期間が経過したとしても、それだけでは時効は成立しません。

お金を借りた相手に、「このくらいの年数が過ぎたので、借金返済の義務はなくなりました」と伝えなければなりません。

このことを「時効の援用」と呼んでいます。

口頭でもかまわないそうですが、後のことを考えれば書面で伝えた方がいいでしょう。

でも「時効を中断させる措置」というものが存在する

お金を貸しても、5年がたてば(そしてその間に一度も返すことがなければ)時効が成立する。

これがまかり通ったら、とてもじゃありませんが金融業者はやっていけません。

また、借りたものを一方的に返さないのに、簡単に時効が成立してしまってはそれもよくありません。

そこで、貸した側には「時効にならないように、時効までの時間をストップさせることができる権利」があります。

これが「時効の中断」というものです。

この手続きをすると、これまで「時効」とされていた期間についてもないことにできますので、全部一からになります。

つまり、例えばお金を借りて2年の月日が経過していたとしても、借りた側が「時効の中断」を行えば1日からやり直しということ。

中断を行うたびに1からになるので、簡単に時効は成立しなくなるのです。

「時効の中断」には以下の方法があります。

借りた方が、一円であってもお金を返した

一度でもお金を返すことで、借りた側には「お金を借りました」という意識があることになります。

これを「債務の承認」といい、時効が中断します。

お金を貸した側が請求を行った

当然のことですが、お金を貸した側は相手に「返済の請求」をする権利があります。

これは裁判所に申し立てを行うことで可能になり、やはり「時効の中断」をすることができます。

差し押さえをした

あまりにお金を返さない場合、貸した方は「差し押さえ」を請求することが可能です。

相手の財産の差し押さえですね。

差し押さえをするにはいろいろと条件がありますが、認められれば相手のお給料をはじめとする財産を差し押さえて強制的に取り立てることができるようになります。

これも「時効の中断」です。

まとめ

このように、「借金の時効」が存在したとしてもそれを通すのは非常に難しく、どこかで中断させられることの方が多いです。

また、自分で借りておきながら「返さなくていい時効を待つ」という行為は、社会的な信用を失うものであることを自覚しなければなりません。

借金が多くて返せない場合は、しかるべき専門家(弁護士など)に相談しましょう。

かならず道があるはずです。

 

借金・債務の基礎知識 自己破産をしないために

もう1記事読んでみませんか?関連記事一覧

TOPへ戻る